水族館の紹介

「京都大学白浜水族館」は、今年で開設77年周年を迎える、歴史ある水族館です。旧国立大学には20の臨海実験所がありますが、かつては大学の社会教育活動の一環としてその多くが水族館を併設していました。しかし、さまざまな理由から次々と閉館となり、現在、国立大学法人がもつ、博物館相当施設として指定を受けた水族館は、この白浜水族館だけになってしまっています。当水族館は、京都大学の研究・教育に貢献することを第一の使命としております。海洋生物学者に研究材料と実験の場を提供し、臨海実習にきた学生に、容易に観察できない多様な海洋生物の実物を自らの目で観察する機会を提供しているのです。そのため、最近次々と造られた娯楽性に富む水族館とは趣を異としております。特に、背骨のない無脊椎動物は海洋生物の多様性の重要な部分を占めており、普段一般の方にはなかなか目に付かないものですが、その多様な形態と生態は、魚類よりはるかに興味深いものであると自負しております。皆様にも是非ご来館いただきき、海洋生物の驚異の世界をご覧いただきたいと存じます。

京都大学白浜水族館
無脊椎動物と小型群れ魚
京都大学白浜水族館
岩礁 黒潮の豊かな生物

水族館で見られる生物たち

中・大型回遊魚、サメ、エイ、その他沿岸性魚類約230種、タカアシガニ、イソギンチャクやカニ・ヒトデなどの無脊椎動物約300種。

営業時間

通年
9:00〜17:30(入館は17:00まで)

料金

大人(高校生以上)/500円、小人(小・中学生)/110円
夏休み期間中(7/21〜9/2まで小中学生無料)

所在地

和歌山県西牟婁郡白浜町459  GoogleMap

ホームページ

http://www.seto.kais.kyoto-u.ac.jp/aquarium/



丸ごと全国水族館ガイド
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