キャンプ場にハンモックを持っていこう!おすすめハンモック5選
キャンプ場にハンモックを持っていこう!おすすめハンモック5選
林間キャンプに行くなら是非持っていきたいのが「ハンモック」
ハンモックは、子供の遊び場所としても、大人のくつろぎ場所としても大人気。最近ではキャンプ場でも少しずつ見かける機会が増えてきました。広々としたキャンプ場であれば設置する場所も多く、心地よい自然の風に吹かれてユラユラ揺れながらゆったり時間を過ごせます。
ハンモックも最近では購入しやすい価格帯で販売されており、実用に耐えるきちんとしたハンモックが2~3千円くらいから購入できます。
今回はキャンプ場に持っていくと楽しいハンモックの選び方と、コストパフォーマンスにも優れるおすすめのハンモックをご紹介します。
ハンモックの選び方
ハンモックを選ぶ5つのポイント
- ハンモックの種類
- 自立式 or 非自立式
- サイズ
- 柄・カラー
- 耐荷重
ハンモックの種類
ハンモックにも色々な種類がありますが、形で大きく分類すると、ベッドのような長いタイプのハンモック(いわゆる普通のタイプ)と座って使うチェアタイプのハンモックがあります。
(今回の特集ではベッドタイプの通常のハンモックだけを対象にしています)
また素材によっても大きく3種類に分類されます。まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ネットタイプのハンモック
ベッド部分がネット状になっているタイプです。伸縮性が高く身体にフィットするので、柔らかな寝心地が得られるのが特徴です。通気性が高いので夏でも快適に使えます。
半面、同じ姿勢を続けていると編み目の部分に身体が食い込んだり、編み目にボタンやアクセサリーが引っかかりやすいというデメリットがあります。また編み目が絡みやすいので収納には少し工夫が必要です。
1枚布タイプのハンモック
ベッド部分が専用に織られた1枚布で作られたタイプです。一般的なコットンであれば、ネットタイプほどではないですが、適度な伸縮性があり身体に馴染みやすく肌触りもよく使いやすいです。
吸湿性が高い反面、濡れるとなかなか乾きにくく、重くかさばるというデメリットがあります。
バリエーションも豊富でデザイン性の高いものが多く、キャンプ場というよりは自宅リビングで選ばれることが多いタイプです。
パラシュート生地のハンモック
ベッド部分がパラシュート生地で作られたタイプのハンモックです。
丈夫で軽量、コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利というメリットがあります。サラサラとした肌触りで涼しく使えます。汚れても洗い流すことができ、濡れてもすぐに乾かすことができます。
自立式 or 非自立式
ハンモックには、木と木を結んで固定する一般的なハンモック(非自立式)と、上の写真のように木を使わずにスタンドで自立するハンモック(自立式)があります。
キャンプ場によってはハンモックを設営する場所が無かったり、ハンモックを木に結ぶことを禁止している場合もありますので、そういったキャンプ場では自立式のハンモックが役立ちます。
自立式の場合は、場所を選ばず設営することができますが、反面、スタンドも併せて持ち運びする必要がありますので、荷物が大きく重くなってしまいます。
木に結んでハンモックを設営する場合は、木にタオルを巻いたり、ツリーベルトを使うなど木を保護する注意が必要です。
サイズを選ぶ
ネットショップでハンモックを見ていても、メーカーによってサイズの基準はまちまちです。
一人用・二人用と記載しているところもあれば、シングル・ダブルなどと記載しているメーカーもあります。
一番間違いが少ないのが、cm表記といった実測の長さで見ることです。
縦の長さは各メーカーでも大きな差はなく、250cm程度あれば十分快適に使えると思います。
横幅は一般的に以下の長さを人数の目安としています。
●1人・・・横幅120cm~140cm程度
●2人・・・横幅140cm~200cm程度
サイズを選ぶときは、キャンプに持っていく全体の荷物量との兼ね合いもありますが、出来れば大きめのサイズ(横幅200cm程度)を選びたいところです。
ハンモックの上ではじっとしているイメージがありますが、寝ているときに寝返りを打ったり体勢を変えたりと意外と動くもの。小さいサイズだと窮屈だったり、ハンモックから落ちてしまう心配もあります。
また意外に思われるかもしれませんが、ハンモックは本来縦に寝るものではありません。実際、ハンモックの本場であるブラジルやメキシコなどでも縦に寝ることはないようです。
縦に寝ると体が完全にハンモックに覆われてしまい窮屈になってしまうことから、ハンモックに対し斜めや垂直に寝るのが一般的です。そのため横幅に十分な長さを確保できるとハンモックをより快適に使うことができます。
柄・カラーを選ぶ
タイプ・サイズを選んだら、次は柄とカラーです。
柄・カラーは候補の中から自分の好みにあったものを選ぶだけです。
選ぶ一つのポイントとしては、テント・タープのカラーとトータルでコーディネートできるとサイトに統一感が生まれお洒落な空間が演出できます。
耐荷重を確認
ハンモックを選んだら最後に耐荷重を確認しましょう。
寝ているときに破れたり切れたりすると大変です。ハンモックを安全に使用するためにも耐荷重は重要な確認ポイントです。
使用する人の体重や人数を考慮しながら十分な耐荷重があるハンモックを選びましょう。
特に子供さんと一緒のファミリーの場合は、子供が急に乗ってきたり、ハンモックの上で動き回ることもありますので、耐荷重の高めのものを選ぶとより安心です。
キャンプに持っていくなら
ネットタイプや1枚布タイプのハンモックは快適なのですが、どうしても重くてかさばってしまいます。
キャンプに持っていくのであれば、気軽に持ち運びができるパラシュート生地のハンモックがおすすめです。
汚れたり、夜の間に雨で濡れてしまっても、さっと拭いてそのまま吊るしておけばすぐに乾燥しますので、撤収も楽にできます。
サイズは上でも記載しましたが、大きめのサイズ(横幅200cm程度)がおすすめです。ファミリーであれば子供と一緒に、カップルや夫婦なら二人で乗ってもゆったりと使えます。
おすすめハンモック
非自立式ハンモック(木に結ぶタイプ)
●耐荷重:350kg
●付属品:ツリーベルト、固定用ロープ、カラビナ
軽量なパラシュートハンモック。サイズも330×200cmで十分。耐荷重350kgで多少の重さにはびくともしない丈夫さ。サラサラとした肌触りが気持ちよく、通気性が高く夏でも汗で湿って不快になる心配がありません。
ツリーベルトや固定用ロープ、カラビナが全てセットになっているので、付属品を追加で用意する必要がなく、買ってそのままキャンプに持っていくことができます。全部セットで2千円台で購入できますのでビックリです。
軽量なパラシュートハンモック。サイズも320×200cmで十分。耐荷重250kg。パラシュート用の布は薄く通気性が高いため、蒸れにくく快適な寝心地が得られます。価格も安くコストパフォーマンスの良いハンモックです。
●耐荷重:300kg
●付属品:ツリーベルト、固定用ロープ、カラビナ
軽量なパラシュートハンモック。サイズは290×140cmとやや小ぶりなタイプ。耐荷重300kgで多少の重さにはびくともしない丈夫さ。生地はサラサラとひんやりとしており、通気性が高いので蒸れにくく寝心地快適です。
ツリーベルトや固定用ロープ、カラビナが全てセットになっているので、付属品を追加で用意する必要がなく、買ってそのままキャンプに持っていくことができます。
蚊帳付きパラシュートハンモック
軽量なパラシュートハンモック。サイズは290×145cmとやや小ぶりなタイプ。このハンモックの一番の特徴は蚊帳付きなこと。しかも蚊帳ネットは自立タイプで自動的に立ち上がります。これならキャンプ場で蚊や虫が気になる人でも安心して寝られます。反転すると蚊帳なしの普通のハンモックとしても使用できます。
自立式ハンモック(スタンドタイプ)
自立式の折り畳みハンモック。場所を選ばずどこでもハンモックを設営できるのが魅力です。急な雨になってもすぐ移動できるメリットも。サイズは193×47cmなのでかなり小さく、重さも8.5kgありますので持ち運びは少し大変です。スタンド付きなのでキャンプ場だけではなく自宅のリビングや庭でもハンモックを楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたか?今回はハンモックの選び方とおすすめハンモックをご紹介いたしました。
キャンプ場で自然の風に吹かれて、読書をしたり昼寝をしたり、ゆったり過ごす時間は最高の贅沢です。
最近ではハンモックカフェなるものが出来ており、癒しを求める女子に人気が高まっているようです。
そんな女子の皆さんにも是非キャンプ場にでかけて、ハンモックにゆらゆら揺られてもらいたいと思います。癒し効果はバツグンです!
皆さん、ハンモックを持ってキャンプ場に行きましょう!