大人気キャンプチェア!ヘリノックスの魅力と人気の5モデル徹底比較
大人気キャンプチェア!ヘリノックスの魅力と人気の5モデル徹底比較
コンパクトさと座り心地を両立したキャンプチェアが人気のHelinox(ヘリノックス)。最近ではキャンプ場やフェスでもすっかりお馴染みになりました。
ヘリノックスは、もともとアウトドア・ブランドにテントやトレッキングポールを供給する合金加工カンパニーDAC社が立ち上げたブランドで、キャンプチェア製造にもそのノウハウが随所に活かされています。
今回はそんなヘリノックスの魅力と、コンパクトチェアからハイバックタイプまで人気の5モデルを比較ご紹介します。
Helinox(ヘリノックス)とは
ヘリノックスは、合金加工会社のDAC社(1988年創業)が2009年に立ち上げたブランドです。DAC社は有名アウトドア・ブランドにテントやトレッキングポールを供給する合金加工のリーディング・カンパニーで、アルミポールの高い技術力やデザイン力がヘリノックスのチェア等アウトドアギアの生産に活かされています。
チェア以外にも、優れた強度と柔軟性を持つ超軽量アルミニウムポールを使ったテーブルやコットなど革新的なアイテムが多数製造販売され、多くのアウトドア愛好家に愛用されています。
ちなみに、Helinox(ヘリノックス)とは、ギリシャ神話に出てくる太陽の神「Helios」と夜の神「Nox」を組み合わせた造語。昼はくつろぎを、夜には休息を、ヘリノックスのアイテムは昼夜を問わず活躍することを表しています。
ヘリノックス・チェアの魅力
ヘリノックス・チェアは、圧倒的な軽さと収納サイズがコンパクトであることが一番の魅力です。持ち運びに便利なので手軽に持ち出すことができ、自宅でも保管場所をとることがありません。
軽いだけではなく、ヘリノックス独自に開発した、チタン・アルミニウム・銅などの素材を混合した合金素材「TH72M」を採用しており、非常に強度が高く、軽さと丈夫さの相反する両方の良い性質を併せ持っています。
フレームは軽量ながら、座り心地が非常に快適なのも大きな魅力。吊り下げ式のフローティング構造になっており、座る人を包み込み、どんな体型の人でもハンモックのように体にフィットしてくれます。
背面にはメッシュ素材が採用されており、夏場のキャンプでも快適に使えるよう設計されています。
デザイン性も高く、カラーバリエーションが豊富なので、キャンプだけでなく、自宅のリビングや庭、バルコニーで使う人も増えています。
ヘリノックスの組み立ては簡単。フレームを組み立てたら座面シートをかぶせるだけ。
ヘリノックス・チェア一覧
ヘリノックス・チェアを一覧比較しています。下で個別に各モデルの詳細を見ていますが、まずはどんなモデルがあるのか、各モデルのサイズ・重量・座面高など大まかにイメージしてもらえればと思います。
モデル | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 | 座面高 | |
---|---|---|---|---|
チェアワン | 52×50×66cm | 890g | 34cm | |
チェアワン ミニ | 40×34×44cm | 450g | 24cm | |
チェアゼロ | 52×48×64cm | 490g | 28cm | |
チェアツー | 55×65×84cm | 1.07kg | 34cm | |
グラウンドチェア | 52×44×50cm | 615g | 22cm |
ヘリノックス・チェア5モデル比較
Helinox(ヘリノックス) チェアワン
[サイズ]幅52×奥行き50×高さ66cm(収納サイズ:幅35×奥行き10×高さ12cm) [重量]890g [座面高]34cm
ヘリノックスと聞いて思い浮かぶのがこの『チェアワン』。ヘリノックスを代表するフラッグシップモデルです。
チェアのサイズと座り心地は反比例するもの。大きなチェアは荷物が大きくなって持ち運びにも困るけど、座ったときの快適さは失いたくない、そんなジレンマがありますが、この『チェアワン』なら、絶妙なバランスでコンパクトさと座り心地を両立。重量はわずか890gと1キロを切りながら、145kgまでの荷重に耐える強さがあります。
また、吊り下げ式のフローティング構造になっているので、座る人を包み込み、どんな体型の人でもハンモックのように体にフィットします。
定番ですので、ヘリノックスのチェア選びで迷ったら、この『チェアワン』を選ぶことをおすすめします。
Helinox(ヘリノックス) チェアワン ミニ
[サイズ]幅40×奥行き34×高さ44cm(収納サイズ:幅25×奥行き8×高さ10cm) [重量]450g [座面高]24cm
「チェアワン」を小型・軽量にしたシリーズ最軽量モデル『チェアワン ミニ』。重量は450gと500mlペットボトル並みなので、荷物の負担にならず気軽にどこにでも持ち出すことができます。
耐荷重は90kgまで大丈夫なので大人でも使えますが、「チェアワン」に比べて二回りほど小さく、大人がキャンプでゆったり使うには少し窮屈ですので、フェスなど簡易的な使用や子供用として使うのが良さそうです。
Helinox(ヘリノックス) チェアゼロ
[サイズ]幅52×奥行き48×高さ64cm(収納サイズ:幅10×奥行き10×高さ35cm) [重量]490g [座面高]28cm
定番「チェアワン」を継承しながら、さらに軽量化を図ったヘリノックス渾身のモデル『チェアゼロ』。「チェアワン」とサイズはほぼ変わらないのに重量は490gと「チェアワン」よりも400gも軽く、圧倒的な軽さを誇ります。
荷重量は「チェアワン」の140kgと比べ、120kgとやや低く設定されていますが、一般の利用では大きな差にはならないでしょう。
『チェアゼロ』と「チェアワン」の一番大きな差は座面高。「チェアワン」の34cmに比べ、『チェアゼロ』は28cmで、6cmほどの差があります。
軽さと快適さを両立させたい人や、低めの座面でゆったりとくつろぎたい人には、この『チェアゼロ』がおすすめです。
Helinox(ヘリノックス) チェアツー
[サイズ]幅55×奥行き65×高さ84cm(収納サイズ:幅46×奥行き13×高さ12cm) [重量]1.07kg [座面高]34cm
定番「チェアワン」のハイバックタイプのモデル『チェアツー』。大きな背もたれに肩から頭を預けられるため、ゆったと快適に座ることができます。本体を収納していたスタッフバッグにタオルなどを詰めて背あてにセットすると枕に早変わりし、より快適にくつろぐことができます。
「ロッキングフット」を取り付ければロッキングチェアとしても使えます。
Helinox(ヘリノックス) グラウンドチェア
[サイズ]幅52×奥行き44×高さ50cm(収納サイズ:幅11×奥行き11×高さ30cm) [重量]615g [座面高]22cm
シリーズで最も座面の低いロータイプモデルの『グラウンドチェア』。超ロータイプなので、足を前に投げ出したり、あぐらをかいて座ることもできます。「チェアワン」に比べてもシートが深めなので、座った姿勢に無理がなく、ゆったりとくつろぐことができます。
座面高が低いので、頻繁に座ったり立ち上がったりをするのには適しませんが、キャンプ場での読書やお酒片手にのんびりしたりと、ゆったりくつろぐならこの『グラウンドチェア』がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?お気に入りのヘリノックスチェアは見つかりましたでしょうか。
チェアはキャンプを快適に過ごすために重要なアイテム。青空の下のんびり過ごすにも、夜焚火の前でゆったり語り合うにも、チェアに座っている時間は長く、チェアが快適でないとキャンプの楽しさも半減してしまうと言っても過言ではないでしょう。
軽くて、丈夫で、座り心地バツグン。キャンプやフェスにも大活躍。ヘリノックスは一度使ってみるとその座り心地に魅了されてしまいます。
定番のチェアワン以外にもロータイプ、ハイバックタイプなど次々とシリーズ展開されており、色々と目移りしてしまいます。
是非、お気に入りのチェアを見つけてアウトドアライフを楽しんでください!