アウトドアキャリーワゴンで重い荷物も楽々!おすすめ四輪ワゴン5選
アウトドアキャリーワゴンで重い荷物も楽々!おすすめ四輪ワゴン5選
テントサイトに横付けできるオートキャンプであれば問題ありませんが、テントキャンプの場合、駐車場からキャンプ道具を持ち運びしなければなりません。キャンプ場でリヤカーを用意してくれているところも多いのですが、台数に制限があったり、中には用意されていないところもあります。
リヤカーが使えず、駐車場からテントサイトまで距離がある場合は、クーラーボックスやテント、タープなど重たい荷物を手に持って何度も往復するのは大変です。
そこで活躍するのが「アウトドアワゴン」。アウトドアワゴンがあれば、重たい荷物もまとめて載せられて楽に運ぶことができるのでとても便利です。キャンプ場内は未舗装の場所も多いですが、四輪タイプのワゴンであれば、安定して多くの荷物を運ぶことができます。
キャンプ場だけではなく、自宅から駐車場までの持ち運びにも便利。特にマンションにお住いの方や自宅と駐車場が離れている方であれば、便利さがより実感できると思います。ワゴンで運べば、荷物運びで出発前に疲れてしまった、なんてこともありません。
また、テントサイトでも、ちょっとした荷物を置いたり、天板を載せて簡易テーブルにしたり、小さな子供の遊び道具にしたりといろいろなシーンで活躍します。見た目にもお洒落なデザインのものが多く、サイトのアクセントにもなります。
今回はそんな便利な「アウトドアワゴン」を選ぶときに気を付けたいポイントとおすすめワゴンご紹介します。
アウトドアワゴンを選ぶポイント
アウトドアワゴンは各メーカーから販売されていますが、基本的な構造には大きな差はありません。
差があるとすれば、サイズや耐荷重など機能的な部分になります。アウトドアワゴンを選ぶ際は、利用シーンや人数、目的に応じて選ぶことになりますが、各機能面でそれぞれ選び方のポイントをご紹介します。
アウトドアワゴンを選ぶ5つのポイント
- 搭載容量
- 収納サイズ・形状
- 耐荷重
- タイヤの形状・素材
- デザイン
搭載容量
搭載容量は、どのくらいの量の荷物を搭載できるかを容積で表したものです。
多くの荷物を運ぶという目的を考えると搭載容量は重要です。アウトドアワゴンを持っていっても荷物をあまり積み込むことができず、何度も往復するようであれば意味がありません。
キャンプ道具といっても、テーブルやイスなどの大きくて重い荷物から、マットなど軽くてかさばるものまで様々。一度に大量の荷物を積むには、それなりに大きな容量のものを選びましょう。
また、キャンプ道具は減っていくことはあまりなく、気に入った道具が追加されていき、どんどんと荷物は増えていきがちです。そういう意味でも少し搭載容量には余裕を見ておいた方が良いでしょう。
収納サイズ・形状
アウトドアワゴンは大きな荷物を積み込んで運べるだけあって、本体サイズは大きくなってしまいます。それ自体がかさばってしまい車に積み込むことができなかったとなると意味がありません。
四輪タイプのアウトドアワゴンは折り畳みができるタイプがほとんどですが、折り畳みタイプにも、長辺・短辺の両方が折り畳めるものと長辺のみ折り畳めるものとがあります。一般的に長辺・短辺の両方を折り畳めるタイプの方がコンパクトに収納できます。
また、折り畳んだときに、自立するタイプと自立しないタイプがあり、当然ですが、自立するタイプの方が使い勝手が良くなります。
車に搭載する際のキャンプ道具全体の配置などもイメージしながら、収納サイズと形状をよく確認して選びましょう。
耐荷重
耐荷重は、どれくらいの重さまで荷物を搭載できるかを表したものです。
搭載容量が大きくたくさん荷物を載せることができても、耐荷重が低すぎると動かせなかったり、最悪壊れてしまう可能性もあります。
荷物の量にもよりますが、目安としては耐荷重80~90kg以上あればある程度安心して使えるでしょう。
搭載容量と併せ、どれくらいの荷物を持って行くのか、一度にどれくらい積んで運搬するのか等考えながら必要な耐荷重の条件を満たすものを選びましょう。
タイヤの形状・素材
タイヤの形状・素材はワゴンの安定性に関わってきます。タイヤサイズが大きいほど安定性が高まりますので、ガタガタした未舗装の道が多いキャンプ場で使うことを考えると、なるべくタイヤサイズの大きいタイプを選びたいもの。特に海キャンプなど沈みやすい砂地や土の柔らかい芝生などでは、幅が広く大きなタイヤサイズのものを選ぶと安心です。
素材も、大きく分けてゴム製のものとプラスチック製のものがあります。ゴム製は重量がありますが、グリップ力がよく音も静かであるというメリットがあります。プラスチック製は、軽くてサイズも大型のものが多いですが、下が固いと引くときにゴロゴロと音が響いてしまう場合があります。
デザイン
デザインは大きく分けて、折り畳んで収納できるタイプと折り畳まないタイプがあります。少しでも持って行く荷物をコンパクトにしたいことから、折り畳みタイプが一般的ですが、折り畳まないタイプもデザイン性の高さから根強い人気があります。
どれくらいの荷物を持って、どのように使うのかをイメージしながら、最終的には、条件に合うものの中から気に入ったデザインを選ぶことになります。
おすすめのアウトドアワゴン
「アウトドアワゴンを選ぶ5つのポイント」を踏まえて、おすすめのワゴンをご紹介します。
コールマン アウトドアワゴン
●荷台サイズ:(約)幅88x奥行42x高さ31cm
●収納サイズ:(約)幅18x奥行40x高さ77cm
●重量:(約)11kg
●耐荷重:(約)100kg
真っ赤なボディーが目立つコールマンのアウトドアワゴン。耐荷重100kgという非常にタフな作り。大型タイヤが装備されており未舗装の道でも楽々と荷物を載せて運ぶことができます。折り畳んでコンパクトに収納できますので、自宅で保管するときも車に載せるときも邪魔になりません。タイヤにストッパーが付いていたり、荷物固定用ラバーバンドが付属していたり、収納時自立したり、と細かい使い勝手まで考えられているアウトドアワゴンです。おすすめ!
ドッペルギャンガー アウトドア キャリーワゴン
●収納サイズ:(約)幅30x奥行20x高さ80cm
●ワゴン容量:(約)150L
●重量:(約)12.15kg
●耐荷重:(約)100kg
ドッペルギャンガーアウトドアの大容量アウトドアワゴン。150Lの容量があり、一度に大量の荷物が運搬できます。ワゴンに強化メッシュ生地が採用されており、水や汚れにも強いのが特徴。大容量にもかかわらず、折り畳めば、非常にコンパクトに収納できます。こちらも収納時自立し、折り畳んだ状態で移動が可能です。カラーはグリーンとネイビーの2色。
FIELDOOR ワイルドマルチキャリー
●荷台サイズ:(約)幅78.5x奥行47x高さ28cm
●収納サイズ:(約)幅33.5x奥行62x高さ74~98.5cm
●重量:(約)11kg
●耐荷重:(約)120kg
FIELDOORのアウトドアキャリーは大型タイヤが特徴です。幅広タイヤが採用されており、大きな石のある未舗装の悪路でも楽に移動ができます。海キャンプなど沈みやすい砂場の移動でも活躍してくれます。カラーバリエーションも多く、サイトのデザインに合わせて選ぶことができます。耐荷重も120kgとタフさも十分。タイヤサイズが大きい反面、収納サイズはやや大きめです。
Uquip×WHITE SEEK アウトドアワゴン
●収納サイズ:(約)31x56x81cm
●重量:(約)10.25kg
●耐荷重:(約)100kg
ドイツのブランドUquipとWHITE SEEKがコラボしたアウトドアワゴン。直径20cmの大型タイヤが採用されており、未舗装のデコボコ道や砂浜でも安定して荷物を運ぶことができます。可動式ハンドルになっており、一般的な引いて運ぶ使い方だけではなく、押して使えるのが特徴。折り畳みタイプですが、収納サイズはやや大きめです。
ラジオフライヤー ビッグクラシックレッドワゴン
●重量:(約)13kg
●耐荷重:(約)80~90kg
アウトドアワゴンと言えばコレ!ラジオフライヤーです。アメリカの子供のいる家庭には1家に1台はあると言われている超定番です。ハンドル部分以外は折り畳みできませんので、自宅保管するにも車に積むにもかさばってしまいますが、キャンプ場ではとにかく目立ってカッコイイです。クラシカルなデザインの真っ赤なラジオフライヤーが置いてあるだけでお洒落なテントサイトになります。カスタムパーツも多く自分好みにカスタマイズしていくのも楽しいです。
アウトドアワゴンのあるシーン
まとめ
いかがでしたか?今回はキャンプ場で活躍するアウトドアワゴンの選び方とおすすめワゴンをご紹介しました。
ワゴン自体が大きくて荷物の全体量を増やしてしまうことになりますが、持っていると非常に便利なアイテム。一度にたっぷり運べて、両手に荷物を抱えるよりも安全に運搬ができます。
一度使うと手放せなくなるアウトドアワゴン。皆さんも是非使ってみてください。