福岡県糸島市、森で遊び・森を守る　本格アドベンチャー遊具設置に向け始動「樋の口ハイランド」

福岡県糸島市二丈に所在し、市が管理する森林公園「樋の口ハイランド」。
４月から民営化し、研修・キャンプ場・フォレストアドベンチャーを３本柱とする新しい施設に生まれ変わります。

４月５日、フォレストアドベンチャーの設計にあたる、フランスのアルタス社社長・ジェームス・コントさんが市長を表敬訪問されました。
ジェームスさんは、「木が太くしっかり育ってとても良い森なので、ダイナミックなしかけが作れそう。海も一望できて素晴らしい場所」と樋の口ハイランドへの期待を語ってくださいました。
これから木の選定・設計を行い、施工に入る予定です。

フォレストアドベンチャーには、空中を滑降する「ジップスライド」や、足場を作って木と木を行き来する「ブリッジ」などを設置予定。
特徴は、新たな開発・造成を伴わず、現存する木に器具を取り付けるだけであること。
器具を外せば元の自然にかえる、自然と共有するアドベンチャー施設です。
また、５歳?高齢の方まで、子どもも大人も誰もが同じ遊びを楽しめます。

管理にあたる（株）ネイチャースピリットが適宜間伐・下草刈りなどを行い、収益の一部は森林保全や啓発活動に充てられます。
森で遊び、自然に親しむことが、森林の健全な保全につながります。

７月オープン予定。糸島の森林が、どのように有効活用されるのか、今から完成が楽しみです。