分倍河原駅からウォーターブルーのシャトルバスに揺られること約5分、武蔵野ビール工場に到着です。
受付を済ませ、早速工場見学スタートです。
1.原料 まずはこだわりの素材選び
ビール醸造に適した天然水・大麦(麦芽)・ホップについて学びます。麦芽を味見したり、ビール独特の苦味や香りのもととなる2種類のホップの香りをかいで違いを知ります。
くだいた麦芽に温めた天然水を加え、適度な温度にすると麦芽中のでんぷんが糖に変わり、ホップを加え煮沸すると、ホップの香りと苦味を持った麦汁ができます。
3.発酵
麦汁に酵母を加え低温で発酵させると、糖がアルコールと炭酸ガスに分解され、約7日ほどで“若ビール”になります。
低温に温度調整されたタンクの中で、ビールに炭酸ガスが溶け込むことでオリが沈み味や香りがまろやかになるように“若ビール”を熟成させます。
5.ろ過
熟成を終えたビールからオリや役目を終えた酵母を取り除き、徹底した衛生管理のもと、熱処理なしの生ビールが生まれます。
酸素を徹底的に除去するため二酸化炭素を用い、新鮮なビールを缶に詰めます。こだわりのビール完成です。
サントリーでは地球温暖化防止・資源の保全、循環利用などエコファクトリーを目指して、生産の際に出る副産物や廃棄物も再利用を積極的に行っているそうです。
おいしいビールの注ぎ方も教えていただきました。グラスはよく洗い、自然乾燥させ、きめ細かい泡を作るため、グラスの底の中央に狙いを定め、徐々にビールを高い位置に上げながら注ぎ、グラスの半分くらいまで泡を作る。
通常の工場見学以外にも、親子見学会やトワイライトツアー、ザ・プレミアムモルツ講座なども随時開催されているのでHPで確認の上、ご家族で参加されてはいかがでしょうか?