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日本航空・機体整備工場の工場見学レポート

レポート
会社名 日本航空
場所 機体整備工場
工場見学日 2010/09/19(日)
JAL機体整備工場 羽田空港に隣接する日本航空(JAL)機体整備工場へ見学に行ってきました。

以前は開催日が限られていたため大変人気で数ヶ月待ちの状態でしたが、2010年9月から増枠され予約が取りやすくなっています。

この日は3連休の中日の午後の部、家族連れなど約70名の参加です。

受付を済ませ、見学者ホールへ向かいます。

ト
巨大なラジコンジェット エレベータで見学者ホールに上がるとB777-200の巨大なラジコンジェットが展示されていました。

有志の整備士が作成したというラジコンジェットで、大きさは実物の20分の1、全長3,2m、重量約20kgと超巨大です。本物のジェットエンジンも2基搭載されていて、なんと実際に飛ばすことができるそうです。飛ばすところを見てみたいものです。

DC9-81型機コクピット
DC9-81型機コクピット 見学者ホールの廊下には飛行機のミニチュア模型や最新のビジネスクラスシート、旧機種の実物のコクピット、ジェットエンジンの模型、タイヤなどがところ狭しと展示されています。

一番人気はコクピット、実際に機長席に座って操縦桿も操作することができます。パイロット気分でテンションが上がります。

航空教室 まずは航空教室でなぜ飛行機は飛ぶのかや飛行機の仕組みなど30分ほどお勉強。ビデオや模型を使ってわかりやすく説明が行われますので、小さいお子様でも楽しめる内容になっています。

休憩時間には、マジックテープで着脱できるパイロットや整備士などの制服を着て記念撮影をすることができます。大人用と子供用とサイズが揃っていますので是非どうぞ。

第1格納庫(M-1) いよいよお待ちかねの整備工場見学です。

4つの格納庫のうち第1格納庫(M-1)と第2格納庫(M-2)の見学ができます。
まずは第1格納庫(M-1)へ。
扉が開くとそこにはドラマでよく見かける鳥肌ものの風景が広がっていました。
本日はエアバス300-600Rとボーイング767-300が整備中でした。こちらは重整備用の格納庫なので飛行機の周りには大きな足場が組まれていて飛行機はあまりよく見えません。

スタッフの方が説明してくれます 格納庫の広さは東京ドームと同じくらい、間口は約170m、奥行き約100m、高さは約40mもあるそうです。
次に長い連絡通路を渡って第2格納庫(M-2)へ向かいます。

こちらは日常点検の格納庫で、ヘルメット着用でフロアーに降りて見学ができます。

スタッフの方がいろいろな豆知識も交えながら丁寧に案内をしてくれます。

第2格納庫(M-2) エンジンを取り外し、整備中の場面に遭遇。こんなに間近で見ることができ貴重な体験です。

ただ、個人的にはジャンボが大好きなので見れたらいいなと思っていましたが、燃費効率が悪いので間もなく退役するそうです。残念ですが仕方ないですね。

格納庫の前は3000mのA滑走路になっていて轟音とともに次から次へと離陸していく飛行機を間近に見ることができ大興奮です。

航空機体 整理整頓された場内、整備士の方たちが真剣な表情で作業にあたられていたのがとても印象的でした。私たちが安心して飛行機に乗れるのも、整備士の方々はじめ、飛行機に係わる全ての方の絶え間ぬ努力の賜物なのだと感じました。

飛行機ファンでもなくても楽しめるJAL整備工場見学。是非大迫力の飛行機を間近に感じてみてください。

日本航空・機体整備工場の工場見学の詳細はこちらをご覧ください

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