世界遺産・ロマンの熊野古道を歩くツアー体験レポートです。
世界遺産の熊野古道を本格的に歩いてみたいとあこがれていた人や深い自然のなかで静かに自分を見つめてみたい人、熊野の魅力にたっぷりと触れてみたい人が集まった人力移動型のエコなキャンプでした。
いざ!世界遺産・熊野古道へ
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小学5年生から大人まで混合チームでの熊野三山の本宮大社、那智大社、速玉大社への旅が始まりました。
ザックを担いで、一歩一歩踏みしめながら本宮大社を目指して階段を登っていきました。
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[ えっ???」
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石畳の階段を登っているときに運がいいと、「ふと」こんな風景に出会うことがあるそうです。
一瞬タイムマシーンに乗って千年のときを超えていにしえの時に飛び越えてしまったような気持ちさせてくれました。さすがロマンの世界遺産・熊野古道でした。
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やったね!
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一つ目の目標の熊野那智大社到着です。
階段を登るのに疲れてだけかも知れませんが、みんな真剣な面持ちで手を合わせていました。
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わぉ〜!
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日本三名瀑に数えられる那智の滝の前。
ロマンティックなフランス人作家、アンドレ・マルローも1974年に来日したときに那智の滝を訪れ見上げあまりにも神々しい姿に「アマテラス・・・」と言ったと言われているくらい、神々しさを感じた滝でした。
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懐かしい〜!
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人通りが少なくなってくる雲取越は苔むした古道が残っていて、懐かしさとともに、いにしえの人たちはどんなことを考えながら歩いていたのかなどと想像してしまいます。
同時に深い自然の中で何も考えずに歩きながら静かに自分を見つめたくなりました。
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ありがとうございます!
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熊野古道を歩いているといくつかのお地蔵さんに出会います。気がつくと、手を合わせて「ありがとうございます!」
都会の都会の喧噪の中にいると、感謝をする気持ちを忘れてしましがちですが、雨風の中を何も言わず行過ぎる人を見守り見送ってくれるお地蔵さんが、言葉もなく思い出させてくれました。
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あらっ!
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思いザックを背負い一歩一歩歩き、山の中にテントを張りながら自然の中で過ごすうちに自然への畏敬を感じたのでしょう。
子どもたちは、教えられていないのに、気がつくと手を合わせて合掌をしながら歩いていました。
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熊野本宮大社に到着!
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熊野古道を歩く人は、いにしえの時代から、みな熊野本宮大社をめざして歩きました。
夜行バスで到着してから3日目、念願の熊野本宮大社に到着。みんな充実した顔をしていました。
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終着点の熊野速玉大社に到着!
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この日はあいにくの雨でした。
参加者の体調を気遣いましたが、みなさん元気で、晴れの日も良かったけど、雨の熊野の「しっとり感」も良かったとのしみじみとした声をいただきました。
新緑の熊野に歓迎してもらえたようでした。みんな、すっかり熊野のロマンの魅力に魅せられていました。
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熊野古道は、遠くて近い。近くて遠いところです。
アクセスがあまり便利でないがゆえに守られていているようです。そんな熊野はとても神秘な場所です。
人をやすやすと寄せ付けないくせに訪れた人を暖かく包み込んでくれるように感じたところで「また行きたい」と思わせてくれる場所でした。
ホームページ:NPO法人地球野外塾
住所 : 東京都品川区中延4-8-7 TEL : 03-3785-4617
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